解放する

ドア脇に置いたカメラバッグを蹴った男に
よせと言ったら次の駅で降りろと凄まれ
降りずにいたら閉まるドアの向こうにバッグの一つを放り出された
急いで引き返したが見当たらない・・・

1999年のあの朝は悪夢のようだった
結局、荷物は駅員が保管してくれていたもののその騒動で札幌行きの飛行機に乗り遅れてしまった
その日の午後施行される初の時計台ウェディングの撮影だった
(キャンセル待ちで次々便に乗れて無事撮影)

ウェディング撮影の行き帰り
忘れる、ぶつける、落とす、壊す、盗られるの恐怖から自分を解放するために、ケラムは常撮の現場に基本機材一式を置かせていただいてカメラを持ち歩かない

置いていかれる方はさぞ邪魔だろう
毎日蹴られていませんように
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by kelham | 2013-12-29 14:09