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新郎新婦が持ち帰れる量では到底ないし
半日飾っただけの花々を捨てるのはもったいない
次の組があるので会場に残すわけにもいかない

ウェディングパーティーの装花をみやげとしてすべて列席者に持ち帰らせてしまうアイディアはここから生まれもはや慣習となっている
そういうわけだから古いホテルや式場ではいまだに「よろしかったらお花いかがですか」と持ち帰りをお願いする感じが残っており、あっさり断られてそれが連鎖してさらに断られすっかり行き場を失った哀れな花の山を時折見かける
あろうことか写真屋が二つ渡されることもある

簡単に解決できる
花屋を替えればよい
部屋に飾りたいと女が思うような
恋人や妻子に持って帰ってやりたいと男が思うような
そんなアレンジメントを、二人からの贈りものとして扱えばよい

結局人はイイ物なら欲しいのです

写真は決して残らないショコラの花土産
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by kelham | 2013-06-24 12:16
今日は午後から結婚式とガーデンパーティの撮影×2
いま09:50快晴
しかし本日東京の降水確率は60%
ゲリラ豪雨の可能性高しという予報

何ヶ月もこの日の準備をしてきた後ほど会う二人の花嫁さん
降らないでと空を見上げて祈る気持ちだろうか
豪雨上等、面白くなりそうだと笑っているだろうか

いずれにしても二人にとって素敵な一日になりますように・
ケラムもそばにおります
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by kelham | 2013-06-15 10:01
日曜の夜
俺はたいていボロ雑巾のように疲れているが
必ず事務所に寄ってデータのバックアップのバックアップを済ませる
こいつを持ち歩いていると何杯飲んでもちっとも酔えない
そのあと歌舞伎町の焼鳥屋で一人ぼーっとする
このパターンは何年も続いているのでその店の常連というわけだが
俺は店には甘えない、知った顔の隣にも座らない
嫌いなのさ、慣れた飲み屋で我が物顔の奴らが・

1982「探偵マイク・ハマー 俺が掟だ」
原題: I, the Jury
消えて久しい高田馬場パール座という名画座でむかしむかし観た
このハマーがいい
独特の美意識と個人稼業臭
自惚れた一挙一動と疾走感
やんわりにじみ出る矜持
そして鉄の仁義

つまり量産時代の低予算アクションでありながらB級の超A級探偵映画です
DVDは未発売
たまにネットで見かけるこの紛らわしいパッケージはファンによるフェイク
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by kelham | 2013-06-11 12:09
ぎせい【犠牲】ある目的のために損失となることをいとわず、大切なものをささげること。また、そのもの。

花嫁をきれいに撮るために露出を犠牲にする
白とびにも黒ツブレにも彼女たちは写真家ほど興味がない
「自分はきれいに写っているけど背景がとんじゃってるからナシ」
「この写真カワイイって言われるけど手前が潰れてる」
とか花嫁は言わない

チャペルの照明を全て落とし真っ暗にして撮った
初夏の陽射しは一年で最も強く、その影は最も美しいから。
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by kelham | 2013-06-05 11:35
日比谷公園松本楼の脇にこの大木は在って
その名は「首賭けイチョウ」
もともとは現在のペニンシュラ交差点辺りに立っていた
1899年、日比谷通り拡張工事での伐採計画を知った一人の林学博士がこの木の保存を嘆願し、彼が「移植の成功にこの首を賭ける」と宣わったことからそう呼ばれる

ケラムは6年前から日比谷公園内の結婚式を撮影しているので
芽吹きと新緑、深まる緑と鮮烈な黄葉、そして完璧な落葉を毎年順番に見届けている
テレビ番組でパワースポットとして紹介されて以来、人が集まり何かの力を頂戴し続けているが、一枚の葉もまとわない冬はなぜか人は立ち止まりもしない
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by kelham | 2013-06-03 17:00