<   2013年 12月 ( 5 )   > この月の画像一覧

ドア脇に置いたカメラバッグを蹴った男に
よせと言ったら次の駅で降りろと凄まれ
降りずにいたら閉まるドアの向こうにバッグの一つを放り出された
急いで引き返したが見当たらない・・・

1999年のあの朝は悪夢のようだった
結局、荷物は駅員が保管してくれていたもののその騒動で札幌行きの飛行機に乗り遅れてしまった
その日の午後施行される初の時計台ウェディングの撮影だった
(キャンセル待ちで次々便に乗れて無事撮影)

ウェディング撮影の行き帰り
忘れる、ぶつける、落とす、壊す、盗られるの恐怖から自分を解放するために、ケラムは常撮の現場に基本機材一式を置かせていただいてカメラを持ち歩かない

置いていかれる方はさぞ邪魔だろう
毎日蹴られていませんように
top page
a0256698_16545188.jpg

by kelham | 2013-12-29 14:09
今年の春、天に召されるはずだった父が
今朝、クリスマス礼拝で説教すると聞いて芝の聖アンデレ教会に出かけた
四十数年前、彼はこの教会に勤務していたので我々はこの土地が懐かしい

東京タワーも眠ったよ(消灯)あなたもおやすみ
あそこ(ヴォルガ)に住んでいる魔法使いに叱ってもらうと親に
あのビル(ノアビル)には悪魔が暮らしていると姉に脅され怯えた

故郷のない私にはこういう記憶の断片とそのランドマークが愛おしい

東京タワーはすでにその役割を終え
ノアビルは朽ち、ヴォルガはもう跡形もない
それすらも失っていくわけか
top page
a0256698_350283.jpg

a0256698_3505323.jpg

by kelham | 2013-12-26 04:07
自宅マンションの三軒隣りに
ジャルダン・ゴロワという有名なフランス惣菜店の厨房があって
朝からカタカタカタカタカタカタカタカタと何かの機械音が鳴り続けている
二ヶ月ほど前からで、時には深夜に及ぶ
よく近所から苦情が出ないものだと思うが自分も言っていない
どの程度の音が文句をつける程の騒音なのかよくわからない
人間の営みにある種の騒々しさは付きもので、個人的には、居住区静寂絶対死守みたいなノリに与さない
が食事をしていても映画を観ていても風呂に浸かっていてもカタカタカタカタカタカタカタカタとやかましい

昨日の作業映画は、ラース・トリアーの「ダンサー イン ザ ダーク」
工場労働に勤しむ主人公が、機械から出る騒音を、耳を澄ませばそれはリズムだ、音楽なんだと踊り出すシーンを手を止めてよくよく観た

今朝も早くからカタカタカタカタ鳴っている
耳を澄ますほどうるさい
top page
a0256698_14115100.jpg

by kelham | 2013-12-21 14:05
今年訪れた幸運のひとつは小中の同級生との再会
会ったがそれがいよいよお別れの奇跡の同窓会とかじゃない
たまたま新宿南口ですれ違った金田が変わり果てたシゲキに気づき
snsを介してオーボー、綾部と繋がり
臆病を制して出向いた店の扉を開けると、オーシン、こんちょ、あけ、北見
浅井、近さん、米田、ヒロシ、リュータ、磯貝・三十年会わずもう会うこともないと思っていた追憶のクソガキ共が当たり前にそこに座っていた

そして、来週も再来週もテニスコートで会う

写真は激レア
取り壊される前の目白駅前コマース。4階「牛友チェーン」跡
数年前、寄ったら潰れていて、感傷に浸りながら一枚撮った
カレースタンドで、子供の頃よくここに居て
食べるお金はめったになく田島とか磯崎とか増田の横で水を飲んだ
店長さんがいつも君も座れと言ってくれお冷やを出してくれました
大人になったら、金持ちになったら毎日ここでカツカレーを食べようと思っていた
top page
a0256698_10121077.jpg

by kelham | 2013-12-07 10:42
「その時」   を感じる力
「そこにいて」 撮ることを許される信頼関係
「静かに」   佇んで画に働きかけない勇気
「確かに」   残すための技術

ケラムフォトグラフ起ち上げからのモットーです
本日午後、フェリーチェ・ガーデンは1000組目の新郎新婦を迎える
落ちついて出かけ、静かに確かに写真を撮りたい
kelhamphoto.com
a0256698_11565939.jpg

by kelham | 2013-12-01 12:34